観念を広げる方法－物事をどう捉えるか？

ある事実に対してそれをどう捉えるかは
その人にとって大きな問題です。

あるひとつの事実は誰から見ても事実
そのものであることには変わりません。

事実は事実でありそれ以上でもそれ以下
でもありません。

しかしそれをどう捉えるかは人によって
異なりしかもその影響が大きい場合が
あります。

例えば嫌いな食べ物があるとします。

普段なら出されても食べることなくても
捉え方が変わるとそれを食べようとする
ことがあります。

あなたが体調を崩してとても辛い状態に
なってしまいました。

そのときに食べると症状が改善するという
食べ物がその嫌いなものだったとしたら
どうするでしょうか？

体調を回復させるためならその食べ物が
嫌いなものであっても食べるでしょう。

その食べ物に対する捉え方が変わった
証拠です。

もうひとつ例を挙げてみます。

ある朝起きると雨が降っていました。

あなたは「雨か、嫌だな」と思います。

雨の中を会社に向かってバスに乗ります。

バスの中で目の前の席に座っている二人が
話しをしています。

「今日は雨が降ってくれたおかげで
現場が休みになったので病院に行く事が
できて助かったよ。」

あなたは
「こんな雨でも喜ぶ人がいるんだな」と
思います。

バスが駅についてあなたは電車に乗り換えます。

目の前で座っている二人連れが話しを
始めました。

「本当にありがたい。昨日、植付けをした
ばかりでね、恵みの雨とはこの事だ。」

あなたは
「そうか、雨が降れば畑の水撒きをする
必要がなくなるんだ」と考えます。

電車を下りて歩きながらあなたは
「雨も悪くはないな」と思うように
なっています。

雨という自然現象に対してのあなたの
捉え方は全く変わってしまいました。

このように物事には色々な側面があり
どのように捉えるかはどの側面を
見ているかによって変わってくると
言えます。

物事を今までと違う見方、捉え方が
できるようになるということは
観念の幅が広がるということです。

レンズの種類が増え、観念のフィルムが
物事をよりプラスに見せてくれるように
なります。

観念の幅を広げることは人生をより良く
より素晴らしくしてくれます。

これからも観念の幅を広げて
幸せな人生を築いていきましょう！

今日も最後まで読んで頂きまして
本当にありがとうございます。m(_ _)m